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今回は熱中症の種類、
4種類の症状と原因を
細かくお伝えしていきます(^^)
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熱けいれん 危険度★★☆☆☆
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症状:筋肉のけいれん、こむら返り
原因:血の中の塩分が減る
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汗をたくさんかいたときに、水やお茶だけを摂ってる人は注意です!!
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汗をたくさんかくと、血の中の塩分が低下します。
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体のなかの血には、塩分(ナトリウム)が入っていて、この塩分は筋肉を円滑に動かす働きがあります(^^)だから、血の中の塩分が減ると筋肉をうまく動かせなくなってきます。
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足や胸・腹部の筋肉に痛みと痙攣(けいれん)があらわれる。
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熱失神(日射病) 危険度★★★☆☆
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症状:めまい・嘔吐・頭痛
原因:皮膚での呼吸ができなくなる
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天気のいいときに外にいたり、運動をやめた直後に注意です!!
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普段、私たちの皮膚は呼吸をしてるんです。その皮膚での呼吸ができなくなり、体の中に熱がこもってしまう状態です。
皮膚で呼吸ができなくなると、血圧が下がって脳へ送る血液が減り、顔面が青白くなります。心臓から、血を送り出そうと脈が速くなったり弱くなったり、めまいや失神などの症状が現れる。
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熱疲労 危険度★★★★☆
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症状:めまい・嘔吐・頭痛・意識障害
原因:水分不足、塩分不足など
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高い温度や、高い湿度で、大量に汗をかいた時に、水分補給をしないとなりやすいです。
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意識はあるけど、体が思うように動かないってことが現れます。
危険度★★★★★の熱射病の手前なので、
そのままにしておくと、命の危険にもなる「熱射病」になりやすいです。
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熱射病 危険度★★★★★
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症状:血圧低下・けいれん・意識障害
原因:熱疲労の延長
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これは、本当に危険です!!
直ぐ救急車を呼びましょう!
熱疲労の状態が続き、体温が維持できなくなるんです。
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もう一度言います。本当に危険です!!!!!
体温調整ができなくなるってことは、
体の表面だけの話ではなく、内臓の機能も壊れてきます。
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40℃以上の体温や、喋れなくなったり、意識がなくなったりします。
なかには、ショック死・肺水腫・腎不全などで死に至ることもあります。
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種類によって症状が違います(^^)
状況に合わせて、
救急車の有無を判断しましょう。